
目次
- アニメ『キャロル&チューズデイ』どんな話?
- アニメ『キャロル&チューズデイ』全話感想
- 第1話「True Colors」感想
- 第2話「Born to Run」感想
- 第3話「Fire and Rain」感想
- 第4話「Video Killed the Radio Star」感想
- 第5話「Every Breath You Take」感想
- 第6話「Life is A Carnival」感想
- 第7話「Show Me The Way」感想
- 第8話「All The Young Dudes」感想
- 第9話「Dancing Queen」感想
- 第10話「River Deep, Mountain High」感想
- 第11話「With or Without You」感想
- 第12話「We've Only Just Begun」感想
- 第13話「Walk This Way」感想
- 第14話「The Kids are Alright」感想
- 第15話「God Only Knows」感想
- 第16話「A Natural Woman」感想
- 第17話「Head Over Heels」感想
- 第18話「Only Love Can Break Your Heart」感想
- 第19話「People Get Ready」感想
- 第20話「Immigrant Song」感想
- 第21話「It's Too Late」感想
- 第22話「Just Like Heaven」感想
- 第23話「Don’t Stop Believin」感想
- 第24話「A Change is Gonna Come」感想
- アニメ『キャロル&チューズデイ』全話感想まとめ
- 【反省会】『キャロル&チューズデイ』はおもしろかったか?
今期、大本命はこれだぁぁぁぁぁ!!
覇権を握るであろうアニメ『キャロル&チューズデイ』。
Netflixで先行配信していたので早速見ましたが、文句なしに素晴らしい。
このアニメの何が凄いのか!?なぜ期待できるのか?熱く語ります。
アニメ『キャロル&チューズデイ』の全話感想を更新していきまーーーす
アニメ『キャロル&チューズデイ』どんな話?
人類が火星に移住してから50年...多くのカルチャーはAIによって作られ、人はそれを享受していた。
そんな世界で首都アルパシティで働きながら、ミュージシャンを目指すキャロルと、地方都市ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思いつつ、誰にも理解されないチューズデイが出会う。
2人の出会いは爽やかな波風となり、やがて大きな波へと変わっていく...
『キャロル&チューズデイ』は音楽を本気で描いたアニメです。
AIが文化を創り出す時代に人が本気で挑む音楽...
こんなの絶対熱いでしょ!!
アニメ『キャロル&チューズデイ』が狙うのは世界
『キャロル&チューズデイ』はフジテレビの「+Ultra」という枠で放送されます。
「+Ultra」は世界に通用するアニメを作るという信念のもと作られました。
監督は渡辺信一郎さん。『カウボーイビバップ』や『サムライ・チャンプルー』を手掛けている名監督です。
渡辺信一郎さんが起用という時点で世界をガチで狙っていると断言できますね。
世界的評価の高い、数少ないアニメ監督の1人です。
『キャロル&チューズデイ』OP&EDからわかる世界を狙う気概
オープニングテーマ曲 「Kiss Me」 キャロル&チューズデイ(Vo.Nai BrXX&Celeina Ann)
『キャロル&チューズデイ』は音楽を描くアニメ。もちろん音楽に本気です。
声優さんとは別に主人公であるキャロルとチューズデイ役のヴォーカルを世界オーディションで選抜。
ナチュラルに英語を歌えるヴォーカルが選ばれました。
アニメのプロだけじゃなく音楽のプロが数多く携わっている作品であるというのが『キャロル&チューズデイ』の特徴です。
アニメ『キャロル&チューズデイ』キャスト一覧とスタッフ
放送日
2019年4月10日よりフジテレビ「+Ultra」にて毎週水曜日24時55分から放送開始!
【キャスト】
キャロル:島袋美由利
チューズデイ:市ノ瀬加那
ガス:大塚明夫
ロディ:入野自由
アンジェラ:上坂すみれ
タオ:神谷浩史
アーティガン:宮野真守 ほか
【スタッフ】
原作:BONES・渡辺信一郎
総監督:渡辺信一郎
監督:堀 元宣
キャラクター原案:窪之内英策
キャラクターデザイン:斎藤恒徳
メインアニメーター:伊藤嘉之、紺野直幸
世界観デザイン:ロマン・トマ
ブリュネ・スタニスラス
撮影監督:池上真崇
3DCGディレクター:三宅拓馬
編集:坂本久美子
音楽:Mocky
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:ボンズ
アニメ『キャロル&チューズデイ』全話感想
第1話「True Colors」感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
ハーシェルの町に住むお嬢様のチューズデイは、家出をしてアルバシティまでやってきた。彼女の夢はミュージシャン。そのアルバシティでバイトを首になったのが施設育ちのキャロル。彼女の夢もまた、ミュージシャンだった。
キャロルが路上で歌った歌が、チューズデイの心をとらえ、ふたりは出会う。そして、チューズデイはキャロルの部屋に転がり込み、ふたりは生い立ちを語り合う。ここから“奇跡の7分間”の原動力となったふたりの少女の物語は始まる。
奇跡的に出会った2人が奇跡を起こす
冒頭:「火星の歴史に刻まれることとなった奇跡の7分間。これはその原動力となった2人の少女の物語である」
冒頭から期待感がハンパじゃない!!
家出したお嬢様のチューズデイと施設育ちのキャロルが出会った1話。
キャロルが橋の上で弾いていた曲にすごいねというチューズデイ。
キャロル:「でもさ、なんか足んないんだよね。あたしの人生いつもなんか足んない!なんてさ」
その流れで2人で曲を作るシーンが最高すぎました。
決して交わることのなかった2人の人生の歯車がかみ合っていくかのように、徐々に出来上がっていく曲。
キャロルに足りなかったのはチューズデイってことなのかな。熱いね。
出来上がった曲は「The Loneliest Girl」。”最も孤独な少女”ですか。
でも、もうキャロルもチューズデイも1人じゃない!!ドンっ
1話タイトルの「True Colors」はシンディーローパーの曲名です。曲の歌詞が1話を象徴していますね。
ちなみにチューズデイはシンディーローパーの影響を受けているという設定があります。
どんだけ考えて作りこまれてるんだよこの作品。最高かよ。
第2話「Born to Run」感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
家出娘のチューズデイがキャロルの部屋に転がり込み、共同生活が始まった。
その夜、キャロルはチューズデイに一緒に作った曲をちゃんとしたピアノで弾いてみたいと言う。思いついた場所は、火星移民メモリアルホール。
そして、アルバシティにはもうひとり、歌手デビューを目指す少女がいた。モデルのアンジェラ。彼女は現代最高のプロデューサー・タオのもと歌手として第一歩を踏み出そうとしていた。
2人の少女と出会った新たな仲間
チューズデイのお嬢様っぷりが凄かった。お母さんは大統領選に立候補するといガチのセレブ。
お掃除できないのも仕方ないね。うんうん。
火星移民メモリアルホールに忍び込み勝手に演奏を始める2人。無茶苦茶や(笑)
その演奏を撮った動画がバズりました。
それをたまたま見たモヒカンのおっさん(ガス)がキャロルとチューズデイの家に押しかけます。なにをするのかと思ったら...
ガス:「今日から俺がお前らのマネージャーだ」
設定では自称・敏腕マネージャーと書いてありました。おそらく火星のAIに仕事を奪われた旧世代の人物でしょう。出身地も地球のテキサスだし。
そのガスがキャロル&チューズデイと組み人間が創る音楽を広げていく。熱い展開になってきた。
現代最高のプロデューサー・タオが完璧な歌手として作り上げるアンジェラと戦う展開になっていくんでしょう!
人対AI。人の心をつかむのはどっちだ!?
第3話「Fire and Rain」感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
キャロルとチューズデイの前に突然現れた男・ガス。自称敏腕マネージャーのガスは「お前らには才能がある」と2人のマネジメントを買って出る。では、どうやってキャロル&チューズデイを売り出すのか。時代遅れのアイデアばかりのガス。そこでAIプログラマー・ロディの「大物DJにフィーチャリングされる」というアイデアが決まってしまう。ロディのコネで、キャロルとチューズデイは人気絶頂のDJアーティガンに直接売り込みにいくのだが…。
ありきたりで、単純で、どこにでもある、聞くに堪えない曲
急に現れた自称敏腕マネージャーのガスとAIプログラマー・ロディ。
銀河中に音楽を届けるため考えた戦略は...
ロディのコネを使って「大物DJにフィーチャリングされ名前を売る」というもの。
早速、大物DJのアーティガンに直接売り込みに行くんですが...
アーティガン:「そんな楽譜は燃えるゴミの日に出しちまえ」
キャロル:「聞きもしないでそんなこと言うなんて」
アーティガン:「聞かなくてもわかる。その曲はありきたりで、単純で、どこにでもある、聞くに堪えない代物さ」
アーティガン嫌な奴すぎるわ。
その言葉を聞いてチューズデイは目の前で楽譜を燃やします。
チューズデイめちゃくちゃすぎぃぃぃぃ
アーティガンが手のひら返しするのを早くみたいぜ!
第4話「Video Killed the Radio Star」感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
DJフィーチャリング作戦は失敗に終わった。そして第2回売り出し作戦会議で決まったのが、ミュージックビデオの制作。ガスが買ったディレクターAI“イデア”が届き、さっそく手分けして撮影の準備が始まる。キャロルとチューズデイは新曲を作り、ロディはアーティガンに高級車を借りに行く。そしてガスは、スタイリストで元妻・マリーを呼び出し、協力を頼む。そして、いよいよ“イデア”による撮影が始まるが…。
カオスなミュージックビデオ
売り出し作戦第二弾はミュージックビデオ作り!!
めちゃくちゃ安いディレクターAIを買い、撮影しようと意気込む4人。
希望のミュージックビデオのイメージを伝えると...
「ダンサー120人、巨大ロボ、ハリウッドスター4~5人、天才アニメーター、缶ビール」を用意しろと(笑)
そろうはずがないリストですがそれぞれがツテを当たりなんとかしました。
出来上がったミュージックビデオはカオスそのもの。
ディレクターAI"イデア”はAI詐欺師でした。AI詐欺師って(笑)レビュー星1だったので最初からお察しでしたが...
意味不明なMVができて逆にバズる展開かと思いましたが、シンプルに黒歴史としてお蔵入りしました。
足踏みしているキャロルとチューズディ。ここからの躍進に期待したい!
第5話「Every Breath You Take」感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
キャロル&チューズデイを売り出す作戦は失敗続き。
ガスはライブの開催を提案し、旧知の名物オーガナイザー・ヘフナーのところにアポ無しで乗り込んでいく。一方、タオはアンジェラを連れ、ヘッジファンドの帝王・シュバルツに1,200万ウーロン(1ドル=1ウーロン)の出資を求める。自らの歌で、その価値を証明することを迫られるアンジェラ。そのころロディは、インディペンデントのライブハウス、マーズ・ラウンジを訪れ2人の出演交渉をしていた。
初めてのライブの観客は10人
5話にきて売り出し作戦が初めて成功しましたね。
ガスはいつも通りツテを当たると言って失敗。ロディが小さなライブハウスに交渉してくれました。
観客が10人しかいない小さなライブハウスでしたが確かに2人の声が人に届いた瞬間でした!!
なんかガスが電話に出てたしここからサクセスストーリーがはじまる予感。
一方、ライバルになるであろうタオとアンジェラは1,200万ウーロン(1ドル=1ウーロン)の出資をうけました。
約13億円くらいですか。かなり莫大な金額ですね。
タオは元々脳科学の研究者で専門分野はマインドコントロールと判明。アンジェラの歌をステルスで仕込み刷り込む作戦のようです。なんか強そう!!
今回一番カッコいいって思ったのがチューズデイを探しに来た兄。
色々探し回っても見つからなかったチューズデイがライブハウスで歌っているところに遭遇します。
連れ戻すのかと思いきや静かに街を去る兄...粋だねぇ。
第6話「Life is A Carnival」感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
たった観客10人のファースト・ライブ。第1歩を踏み出したキャロル&チューズデイの次のステージは、サイドニア・フェスのメインステージだった。キャパは10万人以上。しかも開催日は明日。お騒がせバンド・オメガのヴォーカル・ヨシュアに万が一があった時のための補欠としてブッキングされる。
憧れのアーティスト・クリスタルも出演する大舞台で、緊張しまくるキャロル&チューズデイに果たして出番はやってくるのか…。
クリスタル姉さん一生ついていきます
まさかの大舞台に上がれることになったキャロル&チューズデイ。と言っても補欠ですが...
サイドニア・フェスのメインステージのキャパは10万人以上!!最初の観客が10人だったので一気に1万倍って。
ヨシュアの補欠ということで結局出れない展開かなと思いましたが...
キャロル&チューズデイにも回ってきました出番が!!
ですがヨシュアファンが大激怒し空き缶やらのゴミを投げつけられます。ヒエっ
その後、ヨシュアが登場し全部持ってかれたのは悲しいシーンでした。まだ2人は何物でもない...
悔し泣きする2人の前に憧れのクリスタル姉さんが現れ一言。
クリスタル:「あなたたちの歌はきっと届いている。その歌声を受け取った誰かがきっといる。わたしもその一人」
クリスタル姉さん一生ついていきます!!
挫折と希望が複雑にまじりあった良い回でした。
第7話「Show Me The Way」感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
サイドニア・フェスで憧れのクリスタルから声をかけられたキャロル&チューズデイ。そんな2人にガスはオーディション番組「マーズ・ブライテスト」への出演を提案する。地方予選に参加したキャロル&チューズデイ。審査員の質問でチューズデイは初めてキャロルの生い立ちを知る。一方、アンジェラもまたタオの指示で「マーズ・ブライテスト」への参加を決めていた。20万人の参加者のうち本選に出場できるのはわずか8組——。
もう隠さない
もう何弾目かよくわからないキャロル&チューズデイ売り込み作戦。
次はオーディション番組「マーズ・ブライテスト」への出演をすることに。
出場者20万人で本選に出場できるのはわずか8組という狭き門。
チューズデイは家出しているのでオーディションの時は身元を隠すためサングラスを装着していました。
オーディション会場で明かされるキャロルの生い立ち。難民キャンプ育ちでそれをハンデと思わず隠さず話すキャロルをみてチューズデイも隠さないことに決めたようでした。
そしてラストシーンでは「マーズ・ブライテスト」本選8人に残ったことが判明!!遂に時は来た。
「マーズ・ブライテスト」にはライバルであろうアンジェラも参戦します。
ライバル対決の結果がどうなるのか『わたし、気になります』(えるたそ)
毎回冒頭のナレーションで「火星の歴史に刻まれることとなった奇跡の7分間。これはその原動力となった2人の少女の物語である」っていうんですけど...
奇跡の7分間の中にアンジェラのパフォーマンスも含まれてるって展開を予想しているんですがどうでしょう。
第8話「All The Young Dudes」感想
オーディション番組「マーズ・ブライテスト」の本選メンバーは超個性派ばかり。会場の雰囲気に圧倒されるキャロルとチューズデイ。出場者の一人・シベールは、チューズデイのファンを名乗り、親しげに振る舞ってくる。一方アンジェラは、自身のプロデューサーであるタオが姿を見せないことに苛立っていた。そして本選が開幕。キャロル&チューズデイは第2戦に出場、OGブルドッグと対戦する。
堂々「大嫌い」宣言
遂に始まった「マーズ・ブライテスト」の本選!!
出場者の個性がエゲつなかったですね。
予選で登場したピョートルはなんだかナヨナヨしてるなと思っていましたが、歌では豹変。
キレのあるダンスと芯のある歌声。カッケぇぇぇぇぇ
そんな歌声だったんかいっ(笑)
ダンスシーンの動きはアニメを越えていましたね。すごいものを見せてもらったぜ。
そして2回戦はキャロル&チューズデイvsOGブルドッグ。
OGブルドッグはラップ+オペラという新ジャンルでインパクトを残します。
キャロル&チューズデイのパフォーマンスも素晴らしかったですが、どっちが勝つのか...
経歴がギャング+ドラッグディーラーと紹介されましたていたOGブルドッグ。おばあちゃんが優しい子でギャングなわけないしドラッグディーラーじゃなくてドラッグストアのバイトだとバラされ(笑)
それが致命傷となりキャロル&チューズデイが勝ちました。
ラストシーンではアンジェラがキャロル&チューズデイに堂々「大嫌い」宣言。
ガス:「ようやくあいつにライバルだって認められたってことさ」
遂に交わることのなかったアンジェラとキャロル&チューズデイにライバル関係が生まれました!
第9話「Dancing Queen」感想
準決勝進出を決めたキャロル&チューズデイ。その翌週、今度は「マーズ・ブライテスト」の第3戦、第4戦が行われる。出演を控えたシベールは、チューズデイに髪型はどれがいいかを尋ね、さらに一緒にコンビを組もうと迫ってくる。シベールをうまくあしらえないチューズデイに苛立つキャロル。そのシベールが第4戦で対戦するのは、アンジェラだった。
制作陣に脱帽
遂にライバル・アンジェラのパフォーマンスが披露された9話。
制作陣の「マーズ・ブライテスト」本選への力の入れ方がハンパじゃない!!
捨てキャラがいなくて、全員素晴らしいパフォーマンスをしています。音楽ももちろんガチ。
チューズデイファンのシベールも良かったけどやっぱりアンジェラは素晴らしかったですね。ブラボー
タオはキャロルとチューズデイに「歌をAIで作っていないのか」と聞いて帰りましたね。
タオもキャロルとチューズデイの歌に何かを感じたのか!?
そして負けたシベールはメンヘラ化。なんだか足を引っ張ってくる雰囲気プンプンでしたね。
第10話「River Deep, Mountain High」感想
「マーズ・ブライテスト」にここまで勝ち残ったのはGGK、ピョートル、キャロル&チューズデイ、そしてアンジェラ。マンスリー審査員には、アーティガンが参加し、いよいよ準決勝が始まる。最初の対戦はGGKとアンジェラ。GGKの圧巻なパフォーマンスを見たタオは、突如、歌唱前のアンジェラの楽屋を訪れて、あることを命じる。アンジェラはそれを受け入れた。一方、キャロルとチューズデイのもとを訪れたシベールはチューズデイに別れを告げる。
「マーズ・ブライテスト」準決勝
やっぱりシベールがなんかやってきましたね。
探し回っちゃうチューズデイの天使っぷりよ。
決勝戦のパフォーマンスに影響がなければいいけど...
そして気になったのはアンジェラに急遽曲の変更を指示したタオ。
アンジェラ:「それもあんたのAIってやつの判断?」
タオ:「いや...カンだ」
データやAIに信頼を置いていると思っていたのにタオは勘で曲の変更を指示しました。キャロルとチューズディをみてタオも少しずつ変わってきているのか?
準決勝。ちゃんとキャロルとチューズデイは勝てるんでしょうか?
第11話「With or Without You」感想
控室に置かれた『ハッピーバースデイ・チューズデイ』と書かれた箱。その箱を開けたチューズデイは、右手を火傷してしまう。会場ではピョートルが準決勝にふさわしいパフォーマンスで会場を沸かせ、いよいよキャロル&チューズデイの出番が迫る。ガスが犯人探しに奔走する中、ギターを弾けないチューズデイとキャロルは…。キャロル&チューズデイのステージがついに始まる。
手負いのキャロル&チューズデイ
シベールのドライアイスによってケガをしちゃったチューズデイ。
トレードマークのギターを弾けないという致命的な展開になりました。どうすんだよ...
なんとかピアノのみの曲でパフォーマンスを披露しますが...
アーティガン:「曲の良し悪しは置いといて、大事なステージを前にどんな理由があろうと演奏できなくなるような奴はミュージシャンとしてどうかと思うね」
アーティガン厳しーーー。愛車を廃車にされた恨みか!?
ですがなんとか紙一重の差で勝利をつかみ取ることができました!
よっしゃー。次は決勝だ!と思ったんですが、ラストでチューズデイのお母さんが差し向けたであろう男たちに連れ去られるチューズデイ。
「マーズ・ブライテスト」決勝はどうなっちゃうの?そもそもそれまでに手は治るの?
第12話「We've Only Just Begun」感想
マーズブライテストの決勝を前に、チューズデイは実家に連れ戻されてしまった。大統領選挙を前に、スキャンダルを避けたい母・ヴァレリーはチューズデイを部屋に閉じ込めてしまう。部屋の中で、キャロルとの出会いが、いかに大事なものだったかを振り返るチューズデイ。そんな失意の中、兄のスペンサーはキャロル&チューズデイの歌を聞いたことを告げる。その頃、ガスとキャロルは、チューズデイを取り戻そうと作戦を立てていた。
どんな規則にも例外がある
キャロルが閉じ込められてどうなることかと思いましたがお兄ちゃんの協力で脱走に成功。お兄ちゃんイケメンだよね。
そしてマーズブライテスト決勝に滑り込みで入ります。
ですが、マーズブライテストのルールによれば番組スタート前までにその場にいなければいけないらしい。失格は確定ですが素晴らしいパフォーマンスを披露しました。やっぱり最初に作ったこの曲の破壊力はスゴイ!!
でもやっぱり失格か...と思いきや審査員のおばさんの粋なはからいによりアンジェラが優勝ではあるもののキャロルとチューズデイもデビューが決定しました!!
おーー熱い展開ですね。
アンジェラが優勝したものの、今回の対決はドローのようなもの。この2組が次どこでぶつかるのか?注目したいです。
第13話「Walk This Way」感想
マーズ・ブライテストが終わり、徐々に注目を集めるキャロル&チューズデイ。コインランドリーでヤンキーに絡まれているところを、見知らぬ男性・ダンに助けられる。
一方その頃、優勝したアンジェラは記者会見で大勢の報道陣に囲まれ、メジャーデビュー曲を披露する。
キャロルとチューズデイも、アンジェラと同様のブライテスト・レコーズの契約に臨むにあたって、ガスは2人に問いかける。「金と自由どっちが大事だ?」。2人の答えは……。
ダンのお父さん感
OPとEDも変わり第二章に突入した『キャロル&チューズディ』。
コインランドリーで出会った男のダンのあふれ出るキャロルのお父さん感。
チューズデイのお母さんが「不法移民を火星外に退去させる」と言っていたので、キャロルもしくはダンが強制退去の危機になるパターンっぽいですね。
自称敏腕マネージャーのガスは大手ブライテスト・レコーズの契約を破棄。
自力でのし上がることに。
ラストシーンでは敏腕プロデューサーを探しに行くんですが、登場したのはゾンビみたいなヤバそうな人でした(笑)
第二章も一波乱ありそうな予感!!
第14話「The Kids are Alright」感想
ついに、伝説の音楽プロデューサー・トビーと出会う。あまりの衝撃に困惑するキャロル&チューズデイ。一方、順風満帆なアンジェラには、不穏な影が忍び寄る。
そんな中、バイト中にヴァレリーの取材をする謎のジャーナリスト・カイルと出会い、困惑するチューズデイ。そして、先日出会ったダンに、再度助けられたキャロルは徐々に心を通わしていく。デビュー曲のレコーディングもスタートした二人は、果たして…。
父との約束
伝説の音楽プロデューサー・トビーがプロデュースしてくれることになりました。ガスとウマが合うようでしたね。ここにきて初めてガスが仕事した!!
物言いはかなり嫌な奴っぽいですが実力は確かな様子。
52テイクも撮ったんですがこれでも少ないテイクみたい。
キャロルは13話で登場していたダンが自分の父親だと知りました。
ダンはいざこざに巻き込まれ服役したようです。正当防衛を主張したが受け入れられず...
必ず刑期を終えて再会すると約束しました。
第15話「God Only Knows」感想
広まっていくキャロル&チューズデイのデビュー曲「Army Of Two」。そこに孤高のリビングレジェンドとして知られるアーティスト・デズモンドから招待状が届く。ロディがセレクトしたデズモンドの曲を聞きながら夢を語り合う2人。そして、屋敷を訪れたキャロルとチューズデイは、デズモンドから自分たちが招かれた理由を聞く。その頃、大統領を目指すチューズデイの母、ヴァレリー・シモンズは、現大統領との討論会を行っていた。
歌う意味
15話は孤高のアーティスト・デズモンドとの不思議な出会いのお話でした。
まさか最後に歌って死ぬとは思いませんでした。デズモンドにとって歌う意味とは...
そして徐々に動き出したチューズデイのお母さんの選挙。
チューズデイの母、ヴァレリー・シモンズは地球からの移民を排除しようとしているよう。ですがそれは地球と火星の関係を悪化させ争いの火種になるよう。お兄ちゃんは辞めるよう進言していましたね。
キャロルとチューズデイの歌で世界が平和になる的な展開になるのかなぁ。
第16話「A Natural Woman」感想
ついに発売されたキャロル&チューズデイのデビュー曲。チャートでは初登場53位を記録し、ガスは「サウス・バイ・サウスウエスト」に出演することを決める。ライブへ向け、スタジオでの練習の帰り道で、キャロルがシンガーを目指すきっかけにもなった憧れのアーティスト・フローラと出会う。
全盛期から変わり果てたフローラを前に、ガスは自分が昔、フローラのマネジメントをしていたことを2人に告げる。
ガスの過去
キャロルを歌の世界に引き込むきっかけを作った偉大な歌手フローラの瘦せこけた姿を発見するキャロルとチューズデイとガス。
なんとガスはフローラをマネジメントしていた過去が!!
自称敏腕マネージャーだったけど実績ちゃんとあったんだ。
成功がフローラをむしばみ歌えなくしてしまった...
助けてやれなかった、止めれなかった過去を取り戻すようにガスはフローラの手を引きキャロルとチューズデイのライブへ連れていきます。
自分の歌のカバーを聞いて元気を取り戻すフローラ。
歌の力を象徴した回でした。
第17話「Head Over Heels」感想
アーティガンはある朝、目覚めると破産していた…。AIマネージャーが預金を全て持ち逃げしたのだ。一文無しになり、自宅も差し押さえされたアーティガンは、ロディの家に転がり込む。すっかり自信を喪失したアーティガンは、自分は何者なのかと自問自答する。元気づけようと考えたロディは、ファーストアルバムを制作中のキャロルとチューズデイのもとへ彼を連れて行く。そして、タオ、アンジェラも巻き込んだアーティガンの復活劇の幕が上がる。
アーティガンの栄光と挫折
まさかのあのアーティガンがマネージャーAIにお金を使われ破産。
自信たっぷりだったアーティガンは失意のどん底に叩き落されます。
全てを失った彼に残ったのは音楽の才能のみ。
自作で音楽を作りアンジェラに売り込むアーティガン。
タオは一度は反対するもアーティガンのボイパを聞きアンジェラを貸すことを許可しました。
タオもアーティガンの歌と情熱に動かされたのか?
アーティガンとアンジェラという超強力タッグが生まれました。
キャロル&チューズディvsアンジェラの戦いはさらに激化しそう!!
第18話「Only Love Can Break Your Heart」感想
秋のサイドニアフェスに正式出演が決まったキャロル&チューズデイ。チューズデイは、ちゃんと母親ヴァレリーと向かい合おう決意を固め、ヴァレリーを取材する記者カイルと会うことを決める。悩みを優しく受け止めるカイルに徐々に惹かれていくチューズデイ。そんな中、ウェザープラントが何者かによって爆破され、ヴァレリーの地球移民に対する強硬姿勢と相まって、世論を沸騰させていく…。
チューズデイの失恋
お母さんと向き合うために記者カイルと会うことを決意するチューズデイ。
話してみるとカイルはめちゃくちゃセクシー!
チューズデイは惹かれていきます。
カイルのためにプレゼントを買い渡しに行くとそこには他の女性とキスするカイルが...
チューズデイ初めての失恋です。
だからキャロルが「ちょい悪無精ひげタイプは要注意」って言ってたのに...
チューズデイのかわいさが詰まったエピソードでした。
第19話「People Get Ready」感想
アンジェラが“ブラックナイト”を名乗るストーカーによって危険にさらされていたことを、ダリアがタオに打ち明ける。それを聞いたタオは、自ら犯人探しに乗り出すことを決意する。そんな中、アンジェラはアーティガンが出演するサイドニア・フェスに、シークレットゲストとして参加が決定する。キャロルとチューズデイも前回の雪辱を果たすべく準備を進めていた。いよいよ、それぞれのサイドニア・フェスの幕が上がる。
雪辱を晴らす
サイドニア・フェスにキャロル&チューズディが帰ってきた!!
無名の時はゴミを投げつけられた苦い思いでも...
しっかりとキャロル&チューズディを受け入れる観衆をみて彼女たちの積み上げてきたものの大きさを感じました。
タオはアンジェラのストーカーを撃退し2人の絆はより強くなりました。
ストーカーの“ブラックナイト”って前のアンジェラのマネージャーかと思ってたけど違ったのか。
第20話「Immigrant Song」感想
ウェザー・プラント・テロを境に、反地球移民を訴えるヴァレリー大統領候補の人気はさらに高まりを見せる。そんな中、キャロル&チューズデイとアンジェラはマーズ・グラミーの新人賞にノミネートされるが、シュバルツの依頼を断ったタオは突如、連邦検察局に身柄を拘束されてしまう。一方、キャロルはサイドニアフェスで出会ったラッパー・エゼキエルが、実は施設で一緒だった幼馴染のアメルではないかと思いコンタクトを試みる。
静かに、着実に火種は大きくなる
施設で一緒だった幼馴染のアメルはラッパー・エゼキエルとなって活動していました。
エゼキエルの曲がバズると政府は不法移民としてエゼキエルを逮捕。
見せしめとして排除されました。
一方、タオも同じく逮捕されました。
大統領選が近づくにつれどんどん都合の悪い人たちを排除する方向に向かっていますね。
ラストはアンジェラと母親に亀裂が...
アンジェラ母:「せっかくお前を引き取って、ここまで育ててきてやったのに」
ってことはアンジェラも地球からの移民なのか?
第21話「It's Too Late」感想
タオが逮捕され、母ダリアも意識不明のまま、たった一人になったアンジェラは、さらに孤独を募らせていく。キャロルの誕生日でマーズ・グラミー本番であるクリスマスが近づく中、キャロルとチューズデイはアルバム完成に向けて最後の曲に頭を悩ませる。一方、ガスは本番に向けて特別ゲストとの共演を用意するために奔走する。そしてキャロルは、地球への強制送還が決まったアメルに想いを伝えるために会いに行く。
アメルからのクリスマスプレゼント
獄中のアメルが新曲のMVを発表。
それはキャロルへの思いが詰まった曲でした。
火星がどんどん悪い方向に向かっていることを感じながら無力さを噛みしめるチューズデイ。
歌しかない2人は教会で祈るように歌います。
トビーがまさかのキャロル&チューズディを褒めるという展開にほっこりしました。
一方、アンジェラはかなり精神的にきつそうです。アンジェラのAIを残していったのはタオの思惑があるんじゃないかと思いましたが...
薬に頼り今にも壊れそうなアンジェラ。タオにSOSを送ります。
この苦難を乗り越えさせてアンジェラを次のステージに引っ張るとかそんな思惑があるのかな?
第22話「Just Like Heaven」感想
マーズ・グラミーでキャロル&チューズデイは、憧れのクリスタルと共演することになった。何を歌うべきか迷う彼女たちにクリスタルは、闇の中でも一筋の光となるような歌が必要だと語る。そこから新曲作りに悪戦苦闘する毎日が始まった。マーズ・グラミーの本番日は、キャロルの誕生日であるクリスマス。その日の朝、アンジェラはダリアが入院する病院にいた。いよいよ、マーズ・グラミーの幕が上がる。
明暗を分けたキャロル&チューズディとアンジェラ
不穏な空気が流れる火星に希望を与えるような曲作りをするキャロル&チューズディ。
出来上がった曲は最高でしたね。クリスタルさんの登場でめちゃくちゃ盛り上がった。
”全てが燃え尽きても新たな地図が描かれるから嘆くことはないわ”♪
一方アンジェラは母が他界。
ボロボロになりながらもお母さんの夢だったからとマーズグラミーの会場にやってきます。
そこで悲しみに満ちた歌を披露するアンジェラ...
歌い終わったアンジェラはそのまま倒れてしまいました。
キャロル&チューズディが希望を歌ったのに対しアンジェラは絶望を歌うという演出は素晴らしかった。
希望と絶望が入り混じり火星はカオスの渦の中へ!
第23話「Don’t Stop Believin」感想
母・ダリアが亡くなり、精神的に追い詰められたアンジェラもマーズ・グラミーの舞台で倒れてしまう。一方、ヴァレリー大統領候補の掲げる表現規制に反対するスキップ達ミュージシャンが次々と逮捕されていく。そんな中、キャロルとチューズデイは、ガス、ロディ、アーティガン達に火星中のミュージシャンを誘い一つの歌を歌うことを提案し、それぞれが実現に向け奔走する。そして二人は、アンジェラにも参加してほしいと願うのだが…。
mother(マザー)とMars(マーズ)
スキップ達が逮捕され、いよいよ火星もヤバいことになってきました。
そこで火星中のミュージシャンを集め合唱することになりました。
今まで登場した個性豊かなキャラクターたちが手を組み協力するなんてこんな熱い展開ないよなぁ!
名曲『we are the world』を意識した展開になりました。
キャロルとチューズデイはライバルのアンジェラにも出演を依頼しますが...アンジェラの精神状態はかなりヤバそう...
ラストシーンでは失意のアンジェラの前にタオが現れアンジェラも復活するのか!?
混沌の中に一筋の光が見えた23話。
次週最終回です!!
第24話「A Change is Gonna Come」感想
アンジェラの前に現れたタオは、ずっと隠していたある秘密を語り始める。その頃、キャロルとチューズデイは楽曲「Mother」をついに完成させていた。 大晦日当日、キャロル&チューズデイの始まりの場所・火星移民メモリアルホールに、火星中の様々なアーティストが極秘に集結してくる。 そして、のちに火星の歴史に刻まれることとなる「奇跡の7分間」の幕が上がるのだった。
キャロチュデオールスターズ集結
壮大な最終回でした!
過去登場したオールスターズとも呼ぶべき登場人物が集結。
アンジェラも加わり合唱したシーンは鳥肌がヤバかったです。
その後の火星は描かれませんでしたがチューズデイのお母さんが大統領選を辞退しより良い方向に進んだと思いたい。
いや...あの歌で世界はきっとより良くなったと確信できるラストでした。
2クールお疲れさまでした!
『キャロル&チューズデイ』見逃し配信情報
『キャロル&チューズデイ』はNetflixで見逃し配信しています。
残念ながらその他の動画配信サービスでは配信予定はありません。「+Ultra」はネットフリックス独占枠にしてるのかな。
とにもかくにも見逃し配信を見たい場合はNetflix一択です。
アニメ『キャロル&チューズデイ』全話感想まとめ
いやぁ。世界観、雰囲気ともに素晴らしいアニメです。
曲にかなりの力を入れていることが素人目に見てもわかるレベルでクオリティが高い!!
多くの人の時間と熱意が費やされていることがビンビン伝わってきます。
まごうことなき今期ナンバーワンアニメになって欲しい!!
【反省会】『キャロル&チューズデイ』はおもしろかったか?
劇中の歌、パフォーマンスは素晴らしかった!これをやりたいんだなという思いがひしひしと伝わってくるアニメでした。
作画や世界感は素晴らしかったので最終回もっと盛り上がってもよかったというのが正直な感想ですね。
惜しい...
音楽のクオリティに本気を出し過ぎてストーリー部分がちょっと弱かったかなと思います。
絶対的悪がいなかったのはあくまでナチュラルな展開にしたいみたいな意図があったのかな?
少々の不満はありますが毎話しっかりパフォーマンスに熱狂できたという点では合格点。
よいアニメでした。ありがとうございました。