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さて今回は2019年6月13日に発売となった池井戸潤さん「ノーサイド・ゲーム」のネタバレありの感想を書いていきます。

2019年夏に早速、大泉洋さん主演でドラマ化されると言うことで話題性がありますよね。

 

そんな今回の「ノーサイド・ゲーム」ですが、ラグビーが題材となっています。

岸快晴
2019年9月20日にラグビーワールドカップも日本で開催されるのでホットですね~

ラグビーをやったことがなかったので用語が多いとまずいなと思っていましたが、素人でも安心して読めます。

なんたって主人公の君嶋隼人がド素人なんですから笑

 

では早速感想を書いていきます!!

少しでも興味があれば読んで行って下さい~

ノーサイド・ゲーム』ネタバレ

経営戦略室で働く君嶋隼人はこの部署で既に7年働くベテランで営業部からの意見書を審査する立場にある。

そんな君嶋の天敵である滝川桂一郎は営業部の長で常務取締役として出世街道驀進中の男である。

 

今回もカザマ商事の買収の案件に異を唱えた結果、「横浜工場総務部長」という左遷人事をくらってしまう。

「横浜工場総務部長」はトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務することが慣例となっている。

 

ラグビー素人の君嶋だったが、経営のプロとして「アストロズ」を新規事業に見立て様々な政策を行っていく。

優勝を争えるチームを作るには”勝てる監督”が必要だと考えた君嶋は、大学時代のクラスメイトであり城南大学を3連覇に導いた名将・柴門を招聘する。

柴門を招き入れたことで瞬く間にチームが変わり1年目で3位という好成績を収める。

 

しかしラグビーはアマチュアスポーツであり毎年16億円程度の赤字を計上している。

しかも社会人リーグである「プラチナリーグ」が始まって以来16年間状況は一切変わっていないのが現状なのだ。

これはプラチナリーグを取り仕切る蹴球教会の怠慢と言える行為で、ラグビーの伝統を重んじるという建前で何も変化をしなかった結末なのだ。

 

君嶋自身もこの問題に早急に気が付き教会の提案書を提出するも門残払いに会う。

会社からの圧力も大きく常務取締役の滝川からは的確な指摘を受けぐうの音も出ない状況に陥るが社長の島本はラグビー好きで社会貢献として事業を認めてくれた。

 

そんな時に、もう一度カザマ商事の買収の話が持ち上がる。

買収金額が以前よりもはるかに安く君嶋がみても適正金額だと判断できるような内容となっていた。

しかし君嶋はこのカザマ商事が訴訟問題に発展する問題を抱えたリスクのある会社だと突き止める。

 

白水商船のタンカーがイギリス沖で座礁し大量の原油流出を起こし深刻な環境問題を招いたことから巨額の損害賠償を求められている。

その原因がカザマ商事から仕入れたバンガーオイルと呼ばれるガソリンのようなものにあると言う。

その調査を行った教授にカザマ商事の社長である風間は3億円の賄賂を送り口封じしたのだ。

 

その事実を経営戦略室時代の直属の上司だった脇坂賢治に相談する。

物的証拠として3億円の受領書と風間社長の通帳のコピーが提出され、事実関係が分かったところで、またしても買収の話は無くなった・・・

2度目の買収破談と会社への損失の責任をとり、常務取締である滝川が左遷される。

君嶋は役員会議の1週間前には脇坂に調査を報告しており内々で進められたにも関わらず、敢えて役員会で突然持ち出し社内政治に利用した脇坂の行動をどこか不審に思っていた。

 

天敵が消え一安心する君嶋だったが、後釜になった脇坂は経営戦略室で働いていたことから利益を追求する男であり「アストロズ」の廃部を強く訴えコスト削減を図る考えだった。

君嶋が精力的に行ってきた施策のおかげで『アストロズ』の雰囲気は徐々に変わりつつあり、効果が表れていた。

来季こそは優勝すると断言しても脇坂の思いは変わらず、そこにはラグビーに対しての思いやりがなかった。

 

そんな時にラグビー場で滝川を発見する。

滝川はラグビーを父親との思い出のスポーツだと語り、ここまで人気を築き上げた君嶋をほめたたえた。

思えば滝川はアストロズの予算案に口をはさむ男だったが、指示が的確で”地域密着”を訴えた君嶋の追加予算案も承認していた。

滝川を天敵だと思っていたが愛情の裏返しであることが分かったのだ・・・

 

そして滝川から2つの情報を得る。

情報
  • 左遷人事は滝川は動いていない。
  • カザマ商事の物的証拠集めは見事だった。

2つ目のカザマ商事の物的証拠だが、君嶋が得られたのは受領書のみだったがなぜか通帳の写しも存在したと言うのだ。

 

この件を調査すると脇坂と風間が高校の同級生でM&Aを滝川に相談してみろと焚き付けた人物だった。

そして買収を進め破談に追い込み役員会議で滝川の調査不足を指摘したのだ。

つまり最初から出来レースだったのだ。

そしてカザマ商事の案件が一度成立手前まで進む必要があり、断固反対派の君嶋は脇坂に左遷されていた。

 

君嶋はその事実を仕返しのごとく役員会議で突然持ち出し脇坂を更迭することに成功する。

 

2年目を迎えた『アストロズ』は死闘の末に『サイクロンズ』に勝利し優勝を果たす。

勝者となった『アストロズ』は敗者となった『サイクロンズ』と検討を称えあい、そこには敵も味方の存在しないノーサイドの世界が待っていた。

 

滝川は脇坂然り全ての物事はノーサイドの精神が必要だと話、君嶋も賛同する。

そして君嶋は2年4か月ぶりに経営戦略室のポストに戻ることになる・・・

さらに細かいネタバレはこちら

『書評』読書感想

この小説は大きく2つに物語が分かれており。

ラグビーチームである『アストロズ』の復活と、君嶋の再起をかけた社内政治に分かれています。

 

基本的には君嶋は素人なので試合外の場面で奮闘するので社内政治編で活躍します。

それだけではなくネタバレでは割愛しましたが、蹴球教会への打診も常に行いラグビー界の未来の為にも奮闘します。

そんな姿を見た柴門は『本気は伝わる。』と表現しており熱いものを持っていることが分かります。

 

ラグビー部を奮起させるときの言い回しなんかは、さながら出陣前の将軍の言葉のような感じで読者の私も「うおぉぉぉ~!!」ってなりました笑

 

少し話が出来すぎでこんな上手くいかないでしょ!って思う場面も結構あったかなという印象です。

特に最後は蹴球教会の専務のクーデターでラグビー界の体質も変化していくことになるのですが、16年間何も変わらずに甘い汁啜ってたのはトップだけじゃないよねって思いました。

絶対2番手に来るならそいつもグルだよ笑

悪い奴が右腕に自分に噛みつく正義感ある奴を置いておくわけないって笑

 

それでもフィクションとして読み終えた後、スッキリした気持ちになれるのはさすが池井戸潤さんだなぁと感服です。

ドラマ化もされるようなので期待大です!!

興味がある方は読んでみて下さい。

ノーサイド・ゲーム』ドラマ化決定!!

初回放送:2019年7月

放送時間:毎週金曜夜9時~

原作:池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」2019年6月13日発売

池井戸潤さんと言えば主な作品に、半沢直樹シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』)、花咲舞シリーズ(『不祥事』『花咲舞が黙ってない』)、『空飛ぶタイヤ』『ルーズヴェルト・ゲーム』『ようこそ、わが家へ』『陸王』『民王』『七つの会議』『アキラとあきら』など挙げればきりがありません。

公式ホームページ:リンク

公式twitter@noside_game_tbs

公式インスタnoside_game_tbs

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