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【書評】ストロベリーナイト感想!!犯人を犯人足らしめる衝撃的な事実とは・・・

誉田哲也が手掛ける人気シリーズ『ストロベリーナイト』の感想を書きました。

余りにも細かく書かれた描写が印象的で小説が頭の中に入りこんでくるような錯覚に陥ったっていうのが一番の感想です。

 

ただの正義を描いた作品ではなく犯人逮捕に至るまでに数々の横やりが入るのが面白かったです。

その最たるものが警察内部での昇進合戦というか、手柄の奪い合いですがこの話を面白くするスパイスになっていると感じました。

ネタバレ込みで内容を解説して感想を書いていくのでチェックしていきましょう!!

小説ストロベリーナイト感想


際立った犯人の存在

犯人が凄く”キモチワルイ”です。

いや良い意味でも悪い意味でもです笑

 

章の初めに犯人の過去から事件の描写までが分けて描かれています。

特に一番の衝撃はこの本のスタートつまり犯人の過去です。

 

正直言って胸糞悪いです・・・

最初本読むのやめてしまおうかとも考えたほどです。

しかし私にそれほどまで言わせた過去、つまり常軌を逸したまでの生活が犯人を犯人に仕立てたのです。

 

この小説はこのスタートなしに完結することはなかったでしょう。

主人公姫川の人物像

彼女はノンキャリアで27歳という若さで警部補にまで昇進しています。

人一倍努力した自負を持ち合わせていますが、周りからはセンスを評価されています。

ライバル?の勝俣からはこう表現しています。

いわゆる刑事の勘とは一線を画す何かをあの女は持っている。それは確かなのだ。

しかしそれは同時に危険だとも語ります。

厳密に言えば、お前はプロファイリングをしてるのとは、たぶん違うんだ。
お前は少ない情報からホシを割り出してるんじゃない。自分では無意識なんだろうが、お前はおそらく、ホシの意識に同調してるんだ。
なんの根拠もなしにホシをいい当てたり、行動を読んだりできるのは、おそらく、お前がホシと極めて近しい思考回路を持っているからだ。

そして姫川は仕事を「昇進ゲーム」と思っている節があります。

実家に帰りたくないという理由で事件が起きてくれないかなと願ったり、出世のためにどう捜査の主導権を握るのかを常に考えています。

犯人にも指摘され悩んでいる姫川でしたが、

  • 人間なんてのはな、真っ直ぐ前だけを向いて生きてきゃいいんだよ。
  • 前を向いていきてほしい。

という2人の恩人の言葉に救われ「もうちょっと戦ってみようかな・・・」と決意します。

 

ある意味人間らしいというか実直な彼女の姿はとても心が揺さぶられます。

登場人物からの人望もあついですが、読者の皆さんの心も掴んでくれるようなヒロインだと思います。

主人公姫川の過去

彼女が警察を志した理由は過去の事件があります。

学生時代に見知らぬ男性から性的暴力を受けてしまいます。

心を閉ざした彼女を救ったのは一人の女性警察官である佐田さんでした。

 

彼女は毎日見舞いに来て何気ない会話を持ち出します。

一緒に犯人と戦おうと決めた直後に佐田刑事は殉職してしまいます。

 

その悔しさから裁判での証言をすることになるのですが、世間に犯されたと証言することの辛さは計り知れなかった。

傍聴席の人に聞かれると想像するだけでおかしくなりそうだった・・・

しかし傍聴席の全員が姫川に敬礼する。なんと全員警察官だったのだ。

 

この時は痺れましたね、冒頭でも書いたようにこの話は警察の出世競争も話のメインとして描かれているだけに

警察が一致団結して佐田の魂を守った時には心が高ぶりました。

佐田さんの日記はとても感動するので是非読んでほしいです。

警察官姫川の原点とも言える名場面です!!

登場人物は個性あるキャラクター揃い

この小説のもう一人の主人公と言ってもいい勝俣はもちろんですが、

ちゃらんぽらんながらも隅に置けない男井岡や姫班のメンバーが全員個性的で面白いです。

 

ドラマで西島さんが演じた菊田なんて今回の小説で何もしませんからね笑

それほどまでの選手層の厚さを誇るストロベリーナイトシリーズに感服しました。

衝撃のラスト??

勝俣が犯人を固めたところで私も勝俣と同じ疑問を持った時に面白い!!え?どうなるの?って思いました。

正直黒幕は早い段階で気がつく人も多いのかなと。

しかし実行犯は怪しいけど・・・って感じになるんじゃないでしょうか??最初にもうアンカーが打たれているのである矛盾を感じると思います。

そこまでの話の持っていきかたも流石というか、面白かったです笑

 

しかしラストまでの破壊力がえぐ過ぎたせいで、最後の終わり方はあっさりしていたのかなと思いました。

特に黒幕が割れてからの感じはちょっと・・・

衝撃的な展開は待ってないので、これから読む方は期待しないほうがいいのかななんて思っちゃってます笑

小説ストロベリーナイト感想まとめ

姫川が警察を志した話もあるので主人公がどういう人間なのか一番詳しく分かりますね!!

先ほどラストが微妙と言いましたが、それを差し引いてもサスペンス好きには面白いと思います。

是非読んでみて下さい!!

 

事件は解決しましたが、シリーズの続きが読みたくなると思いますよ。

サクサク進められる読みやすい本です。描写がとてもわかりやすくなっています。
グロイところもですが・・

以前から気になっていた『ストロベリーナイト』。
映像化もされた作品ということで、映像を見る前に一度読んでみようと手にとってみました。
主人公をはじめとした、登場人物のキャラクター像がすんなりと頭に入ってきて、
本を読みながらもドラマを見ているかのような気持ちになりました。
章と章の間に挟まる文章が後から効いてくるのも、とても面白かったです。
本で感じたキャラクター像が、そのまま映像になっているのかなと思うと、映像作品を見るのも楽しみです。
犯人の考え方や事件解決への道筋がなかなか読み取りにくいところもありましたので、
★4とさせていただきました。

良く言えば、警察小説にトレンディドラマ的な要素を盛り込んだ作品。話題になっているので期待して読んでみたが、全体で400ページを超えているのに内容は薄い。主人公が勘と偶然で事件の核心に辿り着いているだけでとても推理小説にはなっていないし、グロテスクな犯罪の割に大した裏がないのが残念。おまけに、話を進めるために裏社会の情報屋という飛び道具?まで使っていて、ここでも肝心の謎解きのプロセスがない。警察社会のドロドロした仕組みが描写されているのが救いか。

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