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新海監督の最新作『天気の子』のレビューと共に解説を含めた感想を書いていきたいと思います

原作小説も読んだので映画では語られていない裏事情も解説していければと思ってます。

 

早速ですが映画の評価は、、、

3.8/5点

岸快晴
無難ですかね笑

 

因みにこの点数は1回目に視聴した時のもので前情報が全くない状態での視聴でした。

しかし今見たらもっと点数が上がるだろうなって思っています笑

 

正直、この映画は意見がかなり割れると思うので面白いかどうかは自分で見て判断してくださいっていうのが正解かな、なんて思っています。

そこで1回見て微妙だな~って思った人や、超面白かったという人のどちらが読んでも楽しめるような解説を書いてみました!!

 

この記事を読んで『天気の子』もう一回見ようって思ったり、興味を持っていただけたら幸いです。

新海作品の回し者より笑

 

では早速見ていきましょう~是非最後まで読んで行って下さい!!

 

【レビュー】天気の子解説&評価(感想)

はじめに

遂に公開になりました『天気の子』ですが話題性たっぷりに映画になること間違いなしです。

新海誠監督自身も『君の名は。』までの作品は知らない人は知らない感じの映画だった。と認めています。

 

しかし今作はテレビ露出からも分かる通り期待度や規模が全然違いますね。

そして万人が見る今作だからこそ『天気の子』では誰もが親しみのある題材で答えのない物語を描くと言っています。

 

つまり批判もコミコミの”賛否両論映画”ということです。

こうやって映画を見た私がゴチャゴチャいうことや、気になって検索してしまったあなたはすでに新海マジックの術中に嵌っているということです笑

岸快晴
悔しいです

 

少年が大人の少年に成長する物語

この『天気の子』を一言で表現すると、”世界のことを何も知らない10代の少年が大人の少年として成長する物語”だと思います。

 

料理も仕事も家事も何もしたことがない少年が、今生きている場所や時間に疑問を持ち東京に冒険に来ます。

そこで見る世界は主人公・帆高にとっては一言で『東京って怖え』そのものだった。

 

それでも怖い世界で出会いを重ね人との繋がりや優しさを感じていき大人へと成長していきます。

 

大人という常識人

しかし少年から大人に成長する物語ではないと言うのが、一番重要なところです。

ヒロインである陽菜と出会い警察に追われることになってしまった時に、須賀から『もう大人になれよ少年』と言われます。

 

しかし帆高はその助言に従わず世界と戦うことを選択するのです。

話を聞いた夏美は須賀に『ほんとダッサ』と言い、須賀自身も自分の行動に対して『人間歳取ると大事なものの順番を、入れ替えられなくなる』と語っています。

 

間違っていると分かっていても行動に移せないのが大人なのです。

「人柱一人で狂った天気が元に戻るんなら、俺は歓迎だけどね。俺だけじゃない、本当はお前だってそうだろ?ていうか皆そうなんだよ。誰かがなにかの犠牲になって、それで回っていくのが社会ってもんだ。損な役割を背負っちまう人間は、いつでも必ずいるんだよ。普段は見えてないだけでさ。」

 

大人をちょっと少年のような心にする物語

断じて須賀を間違っていると断罪している訳ではありません。

むしろ私は須賀は私たちを映している鏡”代弁者”としての役割を与えられたキャラクターでこの映画のキーマンだと思っています。

 

CVを担当した小栗旬さんも共感できるとコメントしております。

“須賀圭介”という役は、そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとても嬉しいです。

 

そんな須賀は最後の最後で帆高を助ける決断をします。

そして雨が止まない世界になった後に、『世界なんてさーどうせもともと狂ってんだから』と帆高に助言します。

 

世界の無常さに抗う帆高の背中を押し手助けする存在となりました。

 

先ほどから何度も”少年が大人の少年として成長する物語”と表現していますが、

逆に言えば”大人をちょっと少年のような心にする物語”でもあると感じました。

 

世界と少女あなたならどちらを選ぶ?

たくさんの経験を重ね、この後どうなるかが予測できるようになったからこそ、”あきらめ”に憑りつかれている部分があるのではないでしょうか?

大人と子供では世界と少女を天秤にかけた時の重さが変わってくると思います。

 

どちらが正解ではないですが、「大人だから~」・「子供だから~」という思いがあるはずです。

大人になることは非常に大切で素晴らしいことですが、世界の不条理や理不尽を経験して子供時代の”大切ななにか”が壊されて捨て去ってきたものはないでしょうか?

 

この映画は少しだけ自分を見つめなおすキッカケになると思いますので、ぜひ見てみて下さい。

 

新海監督がここまで世に送り届けてきた映画の主人公とヒロインに注目してみました。

 

長峰、昇君、サユリ、ヒロキ君、明里、貴樹君、アスナ、シュン君、ユキノさん、秋月君、三葉、瀧君。

 

なんと男役は全て君付けで呼ばれ、女の子役は呼び捨てにされています。

岸快晴
新海監督のカップルの理想像が駄々漏れやん笑

 

しかし今回は帆高は帆高で、陽菜は陽菜さんでした。

全てを作りこむ新海監督だからこそこの設定は、全ての映画に適応されると思っていましたが、、、

あれ?これは私の勘違いだったのか?

岸快晴
買いかぶりすぎだったのかい?

 

と絶望していましたが、陽菜は自称18歳でしたが、15歳の中学生というオチが待ってました笑

最後のシーンでも結局、陽菜さんだったけどね~

 

映画では語られない裏設定を原作から調査

なぜ帆高は須賀の下を訪れたのか?

出会いは東京に向かうさるびあ丸のデッキテラスで、帆高が足を滑らせ海に投げ出されそうになったところを須賀に助けられたというものでした。

別れ際に須賀から名刺を渡され困ったらいつでも連絡してよと言われます。

 

岸快晴
怪しすぎる...

もちろん帆高自身も「するわけねえだろ」と心の中でつぶやいています。

 

ではなぜ連絡することになったのでしょうか?

 

それは帆高が困窮に陥ったことに原因があります。

帆高は命の恩人となった須賀にご飯をごちそうしているのですが、ビールもたかられてしまいます。

その額合計、二千八百十円

 

ご飯代は正当なものだったとしても、ビール代の九百八十円は不当だと感じCEOという肩書もあるし事情を話せば返金してくれないかな?と行動にうつしたのです。

映画ではただ命の恩人だから頼ったように受け取りがちですが、何とも高校1年生の主人公である帆高らしい可愛らしい事情が隠されていました笑

 

陽菜が天気の子になった理由が愛おしすぎる

陽菜は何か月も目を覚まさない母親の看病をしていました。

ふと病室から窓を眺めると憂鬱とか心配とか雨雲とか暗くて重いものの隙間から日がさしていた。

 

一点をスポットライトのように浴びたそれは、”まるで光の水たまりみたい”だった。

気が付けば病室から飛び出し向かった先にあったのは鳥居だった。

 

そして強く願いながら鳥居をくぐる。

雨が止みますように。お母さんが目を覚まして、青空の下を一緒に歩けますように。

 

こんなこのためなら世界を敵にまわしても救いたいって思いますよね。

岸快晴
いや~ナイスヒロイン

 

実はあった?帆高が与えた夏美(本田翼)への影響

夏美は登場シーンから帆高のお姉さんのようで、ただ明るいだけではなくどこか大人の女性の雰囲気をもった人物です。

須賀との関係を聞かれた夏美は「君の想像通りだよ」とチャカしたりしています。

 

ちなみに答えは愛人かと思いきや、、、です笑

岸快晴
姪かーい!!セリフと言い雰囲気と言い愛人だろ完全に。

 

そんな夏美ですが原作では少しバックグラウンドが描かれています。

このことについて解説にて主役ではない彼らの心の声が聞こえてくることは小説の大きな醍醐味と表現されています。

 

私は小栗旬さんが演じた須賀圭介という男をキーマンとして考えています。

しかし夏美も小説ではキーマンになりえるキャラクターだったのです。

 

映画では既に就活生として活躍している夏美ですが、「親」「社会」「空気」「義務」に反抗するモラトリアム期の人物です。

周りが就活を始めても自分は就活を始められない、まだ早い・準備が出来ていないと大人になることに拗ねている。

 

しかし、帆高の純粋な心や、真っ直ぐに陽菜を思う気持ちを目の当たりにして今の自分をさらけだします。

帆高を助けると言う犯罪行為を全力で犯して大人になることを誓ったのです。

岸快晴
青春最後の大暴走です!!

 

 

私の少女時代は、私のアドレセンスは、私のモラトリアムはここまでだ。

少年、私はいっちょ先に大人になっておくからね。君や陽菜ちゃんがどうしようもなく憧れてしまうような大人に。

早くああなりたいって思えるような大人に。とびきり素敵な、圭ちゃんなんて目じゃない、まだ誰も見たことがないスーパーな大人に。

 

まとめ

やっぱり新海監督って凄いです!!

映画ってここまで考えさせられるんだって感心させられました。

 

実は私はソフトバンクのお父さんを探しに2回目も見たんですが、それと同時に何も考えずに”楽しい””美しい”って思える映画の素晴らしさも感じました。

違った解釈もたくさんあると思いますが、自分が感じた解釈を大切にして頂きたいです。

 

そして今回の記事がその解釈の手助けになれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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公式ホームページ:リンク

公式twitter@tenkinoko_movie

公式インスタ:無し

原作:天気の子 (角川文庫) [ 新海 誠 ]

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