
『トランスフォーマー最後の騎士王』が理解不能だったのでもう見るのやめようと思っていましたが...
性懲りもなく公開日に見に行っちゃいました(いいカモ)。
トランスフォーマーシリーズ好きだったけど最近の作品つまんねーなって人にこそ『バンブルビー』見て欲しい!!
最近の「儲かるからやっつけで作ってみた」って感じの作品とは違う魂のある映画でしたよ。
映画『バンブルビー』は1作目『トランスフォーマー』の前日譚
[youtube][/youtube]トランスフォーマーシリーズと言えば1作目の『トランスフォーマー』が至高だと思っています。熱い展開とセンスのある下ネタ。
そんな名作の1作目につながる前の話として作られたのが『バンブルビー』です。エピソードゼロってこと。
舞台は1987年ということでレトロな雰囲気が最高でした。

YouTube/トランスフォーマー/リベンジ - 予告編(シモンズ)
そしてめちゃくちゃテンション上がったのがしっかり物語が繋がっている点。
若き日のシモンズが出てきたときは「うぉぉ」って声がでました。あいつにも若い時があったんだなぁ
ドラマとアクションの比率が絶妙。ストーリーは既視感ありだが...

YouTube/『バンブルビー』日本版予告
ストーリーは主人公のチャーリーがバンブルビーと出会い、そしてディセプティコンをやっつけるっていう王道です。
正直1作目の女の子を主人公にした物と言っても差し支えないくらい似ていて既視感はありました。
でもこの作品、見ていて新鮮だし心をグラグラ揺さぶられるんですよ。
チャーリーは父が死んだ影響なのか得意だった飛び込みを辞めてしまいます。遊びでも飛び込まなくなったチャーリーですが...
最後の敵との戦いに力尽き、海に沈むバンブルビーをみて美しい飛び込みをします。
ぶっちゃけ主人公が飛び込んだところでバンブルビーを引き上げることなんてできないんですが、このシーンなんだか説得力があるんです。
主人公のバンブルビーへの思いとか、主人公の成長とか、そういうものが凝縮されていてグッとくるんですよ。
王道ストーリーの中にしっかりしたドラマが緻密に作り上げられている感じが好印象でした。
マイケル・ベイなんていらなかったんだ
映画『バンブルビー』ですがアクションが少なめになっています(シリーズ比)。
これがめちゃくちゃ良かったと思うんですよ。
ド派手なアクションを増やしても決していい映画にはならないということは『トランスフォーマー最後の騎士王』で証明されていますし...
マイケル・ベイもさすがに懲りたかと思ったら監督はマイケル・ベイじゃない!?
監督はトラヴィス・ナイトだったんですね。聞いたことないなって思って調べたらナイキ創業者の息子。実写はこの作品が初めて。
オートボットとディセプティコンの戦闘シーンは迫力ありましたし、バランス感覚も素晴らしい。ただの金持ちのボンボンではないな。
ギャグのセンスの高さ

YouTube/『バンブルビー』日本版予告
『バンブルビー』にはクスッと笑ってしまうギャグが目白押し。
しかもセンスがいいんですよ。最初の三部作は下ネタ多めでそれも好きだったんですが『バンブルビー』では下ネタなしの直球勝負。子供と見ても安心できる作品でした。
音楽に乗り踊るバンブルビー。踊れることが分かったチャーリーは「これは気に入ると思うよ」といってバンブルビーにThe Smithsの曲が入ったカセットテープを挿入します。
もっとノリノリに踊るのかと思いきやすごい勢いでカセットテープを吐き出します(笑)
The Smithsが気に入らなかったみたいですね。終盤のシーンでThe Smithsの曲を使って話すバンブルビー。曲は気に入らなかったみたいですがチャーリーがお気に入りのバンドだということで勉強していたんだ。
2人の絆を感じたシーンでした。
映画『バンブルビー』感想まとめ
俺たちのトランスフォーマーが戻ってきた!!と興奮してしまいました。
どうしても1作目と似ているなと思ってしまうので今年一番おもしろいとは言い切れませんが、期待値をはるかに超えた出来栄えでしたね。
ぜひトランスフォーマーシリーズは見限ったって人にこそ見てもらいたいです。
公式ホームページには『バンブルビー』の世界興行第一位と記されており、手ごたえは悪くない様子。
プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラは続編にかなり前向きなようです。
トラヴィス・ナイト監督が作るトランスフォーマーシリーズをもっとみたいなあと思っているのは私だけじゃないはず!!
配信情報
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