
目次
若手選手が好きな皆さんこんにちは
その年の優秀な若手を選出するゴールデンボーイ賞の歴代受賞者を発表していきたいと思います。
ほとんどの選手を知っていると思いますが、どの後どんなキャリアを歩んだのか振り返りながら見ていきたいと思います。
それではじっくり読んでいってください。
そもそもゴールデンボーイ賞って?
ヨーロッパでプレーする最も活躍した21歳以下の選手に贈られる賞です。
サッカー界にはバロンドールというその年の最高の選手に与えられる賞がありますが、その21歳以下と考えていいでしょう。
Jリーグではベストヤングプレーヤーというものがありますが、アジア単位では若手賞が無いと思われます。
将来のサッカー界を担う選手が選出されるので、若手選手が好きな人はこの賞を注目してみるとわかりやすいです。
それでは歴代の受賞者を見ていきましょ〜
歴代ゴールデンボーイ賞受賞者一覧
2020
アーリング・ハーランド
Good times on the pitch!👆🏻 pic.twitter.com/5Ze11TPUYd
— Erling Haaland (@ErlingHaaland) October 3, 2020
基本データ
新怪物と称されるゴールハンターです。
ザルツブルグでは南野選手の同僚で、ゴールを量産していました。
ドルトムントでもゴールを量産し実力を証明しています。
魅力はとにかく決定力で、ポジショニングとシュート精度が抜群です。
長身でありながらスピードも兼ね備えているので迫力満点です。
イケメンとは言えないかもですが怪物感満載な容姿も個人的には好きです。
エドゥアルド・カマビンガ(レンヌ)
ジョナサン・デイビッド(リール)
アルフォンソ・デイビス(バイエルン)
セルジーノ・デスト(バルセロナ)
ファビオ・ダニエル・ソアレス・シルバ(ウォルバーハンプトン)
アンス・ファティ(バルセロナ)
フィル・フォーデン(マンチェスター・C)
ライアン・グラフェンベルフ(アヤックス)
メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U)
アーリング・ホーランド(ドルトムント)
カラム・ハドソン・オドイ(チェルシー)
デヤン・クルゼフスキ(ユベントス)
ロドリゴ・ゴエス(R・マドリー)
ブカヨ・サカ(アーセナル)
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
ドミニク・ショボスライ(ザルツブルク)
サンドロ・トナーリ(ミラン)
フェラン・トーレス(マンチェスター・C)
ビニシウス・ジュニオール(R・マドリー)
2019
ジョアン・フェリックス
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基本情報
16歳でプロ契約を結ぶと、ベンフィカでUEFAヨーロッパリーグで大会史上最年少となる19歳153日の若さでハットトリックを達成するなど大車輪の活躍を見せ「クリロナ2世」と呼ばれるようになったポルトガルの逸材です。
当時の史上4番目に高額の移籍金となる1億2600万ユーロ(約153億円)で、アトレティコ・マドリードに加入しました。
19歳以下の選手としてはキリアン・ムバッペに次ぐ高額移籍を果たしました。
2019年には21歳以下のバロンドールと呼ばれるゴールデンボーイ賞を受賞しています。
状況判断が遅く批判されることもありますが、ハマった時のプレーは神がかっています。
とにかく風格があるので必ずすると断言できる選手です。
2018
マタイス・デ・リフト
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基本データ
アヤックスで定位置を獲得し、クラブ史上最年少の19歳でキャプテンに就任したCBです。
2018-19シーズンには国内リーグとカップ戦の二冠を達成するとともにチャンピオンズリーグでは22年ぶりの準決勝進出に貢献しました。
移籍金7500万ユーロでユベントスに移籍しました。
魅力はなんと言っても試合中の集中力と落ち着きです。
年齢では測れない完成度の高さは格別です。
守備の国イタリアの雄・ユベントスでの成長に注目です。
2017
キリアン・エムバペ
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基本データ
モナコでキャリアをスタートさせると2016-17シーズンに頭角を現し、リーグ・アン優勝に貢献するとともにチャンピオンズリーグ準決勝進出に貢献しました。
歴代2位の1億8000万ユーロでパリ・サンジェルマンに移籍しリーグ優勝に貢献しています。
フランス代表にも選出され2018年に行われたFIFAワールドカップ優勝メンバーにもなっています。
モナコ時代の時に最初に見た時からそこらへんの神童じゃないなと衝撃を受けたことを覚えています。
異次元のスピードを生かした突破力はもちろんですが、タイトル獲得にも縁があるスター性も抜群です。
将来はもちろんバロンドール間違いなし!!
2016
レナト・サンチェス
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基本データ
- 生年月日:1997年8月18日
- 身長:176cm
- 体重:70kg
- 所属:リール
- 国籍:ポルトガル
- 利き足:右足
ベンフィカで出場機会を得るとUEFA EURO 2016でポルトガルの優勝に貢献しました。
18歳のプレーではないと年齢詐称疑惑が浮上するまでの逸材でしたが、バイエルンでは出場機会を確保することができませんでした。
スウォンジーにレンタルするも定位置確保には至らず、2019年8月23日にリールと5年契約を結んでいます。
2015
アントニー・マルシャル
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基本データ
リヨンでキャリアをスタートさせるとモナコで才能が開花します。
それでも彼がキャリアで一番注目されたのは3,600万ポンドから最大で5,800万ポンドに上る移籍金でマンチェスターUに移籍した時です。
当時のサッカーファンでも知らない人もいた選手で驚きとして取り上げられました。
これは当時の10代の選手に支払われた移籍金としては史上最高額で移籍金高騰の走りとなっています。
以降はマンチェスターUで出場機会を確保するも、覚醒とは言い難く伸び悩んでいます。
2014
ラヒーム・スターリング
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基本データ
リヴァプールでキャリアをスタートさせると17歳と107日でクラブ史上2番目に若いデビューを飾りました。
最高の才能と評価される一方で決定力不足を指摘され批判を浴びていました。
ファンやフロントとの確執もあり、4900万ポンドでマンチェスターCに移籍しました。
グアルディオラが就任して以降は才能が開花し決定力も向上し、より危険な選手に成長しています。
名手として知られるシャビもその才能を絶賛しています。
「これまでは、メッシとロナウドが世界最高の選手に贈られる賞を独占してきた。彼らの前の時代を思い出すのが難しいくらいね。でも、いずれ他の選手がその領域に足を踏み入れる時が来るだろう。ネイマール、(キリアン・)ムバッペ、(モハメド・)サラーなど、才能豊かな選手は多い。ただそんな中、私は現時点でスターリングが有力だと思っているよ」
2013
ポール・ポグバ
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基本データ
マンチェスターUでキャリアをスタートさせると出場機会を求めてユベントスに移籍します。
背番号10を背負うなど才能が開花し世界最高のMFと称されるまでに至ります。
出戻りとなったマンチェスターUでは負傷やチームに影響され伸び悩んでいる印象がありますが、評価を高めています。
フランス代表では2018年に行われたFIFAワールドカップ優勝に貢献しています。
今後のキャリアに注目が集まります。
2012
イスコ
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基本データ
バレンシアでキャリアをスタートさせるとマラガで頭角を現します。
リーガエスパニョーラ4位に貢献するとクラブ史上初めてUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得に貢献します。
3000万ユーロでレアル・マドリードに加入すると、ジダンから「技術的には私と同じレベルにあるように見える」と称されます
。
しかし戦術への対応力やポリバレント性が低く、監督交代や戦術変更の影響を受けやすく冷遇される場面も目立ちもす。
2011
マリオ・ゲッツェ
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基本データ
ドルトムントでキャリアをスタートさせると香川選手ともコンビを組んだ選手です。
彼がキャリアで一番の脚光を浴びたのは2014年のFIFAワールドカップ・決勝の延長戦で値千金のゴールを決めワンダーボーイとなります。
以降はグアルディオラの指導を受けるべくバイエルンに移籍します。
しかしライバルチームに移籍し「裏切り者」として扱われたプレッシャーなどから定位置確保には至りませんでした。
再びドルトムントで復活を目指しますが、代謝異常が見つかり無期限のチーム離脱となっています。
2010
マリオ・バロテッリ
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基本データ
ルメッツァーネでキャリアをスタートさせるとインテルに加入すると驚愕のゴールを見せつけ強烈なインパクトを残します。
しかし素行不良から当時の監督であるモウリーニョから冷遇されています。
以降はマンチェスターC、ACミラン、リヴァプール、ニース、マルセイユなど多くのチームを渡り歩いています。
ACミランやニースなど結果を残すも継続的に力を発揮できないことや素行不良も影響していると考えられます。
「足りないのは冷静さだけ」
と称される彼のキャリアは果たしてどうなるのか...?
2009
アレシャンドレ・パト
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基本データ
- 生年月日:1989年9月2日
- 身長:179cm
- 体重:78kg
- 所属:サンパウロ
- 国籍:ブラジル
- 利き足:右足
- 公式Instagram:リンク
インテルナシオナルでキャリアをスタートさせると「クラブ史上最高の素材」と称され、17歳でFIFAクラブワールドカップで得点をあげます。
ACミランに移籍するとすぐさま活躍し、ロナウジーニョらと最強攻撃ユニットを形成します。
しかし2年間で8度の筋肉の怪我に悩まされると以降も負傷癖が治らず継続的な活躍ができませんでした。
執筆時現在は母国クラブであるサンパウロでプレーしています。
早熟の天才と言われていますが...
2008
アンデルソン
基本データ
- 生年月日:1988年4月13日
- 身長:176cm
- 体重:77kg
- 所属:アダナ・デミルスポル
- 国籍:ブラジル
- 利き足:左足
グレミオでキャリアをスタートすると2005年に行われたFIFA U-17世界選手権でゴールデンボール(最優秀選手賞)を受賞しました。
ポルトを経てマンチェスターUに加入すると移籍1年目の2007-08シーズンに出場機会を掴みプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグの2冠達成に貢献しています。
以降は定位置を確保するには至りませんでした。
執筆時時点ではアダナ・デミルスポルに所属しています。
2007
セルヒオ・アグエロ
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基本データ
インデペンディエンテでキャリアをスタートさせると15歳と35日でデビューしプリメーラ・ディビシオン最年少出場記録を更新し「ニュー・メッシ」や「マラドーナの後継者」と呼ばれました。
アトレティコ・マドリードに加入すると2年目以降は定位置を獲得しています。
マンチェスターCに移籍して以降も毎年二桁得点を挙げるなどサッカー界を代表するストライカーになりました。
2006
セスク・ファブレガス
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基本データ
アーセナルでキャリアをスタートさせるとクラブ史上2番目の若さとなるキャプテンに就任し存在感を放ちます。
以降はバルセロナに加入しゼロトップとしても活躍しました。
チェルシー時代にはアシストキングとして成長し、プレミアリーグでの100アシストを達成しました。
執筆時時点ではモナコでプレーしています。
2005
リオネル・メッシ
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バルセロナでキャリアをスタートさせると執筆時現在も絶対的な存在で輝きを放つバンディエラです。
執筆時時点でリーガ・エスパニョーラ優勝10回にUEFAチャンピオンズリーグ優勝4回を果たしています。
個人としてもバロンドールを6回受賞しており最多の受賞選手となります。
異論の余地なく世界最強の称号を欲しいままにしている選手でこのゴールデンボーイ賞の価値を高めている選手といえます。
あと何年メッシのプレーが見れるか心配しながらサッカーを楽しみましょう。
2004
ウェイン・ルーニー
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基本データ
エヴァートンでキャリアをスタートさせ16歳と342日にゴールを記録し当時のクラブ最年少得点記録を作りました。
マンチェスター・ユナイテッドに移籍するとチャンピオンズリーグの最年少ハットトリック記録を18歳と335日で更新するなど若き才能として一躍有名になります。
以降はマンチェスターUの通算得点数253で歴代1位のレジェンドに上り詰めています。
執筆時時点ではダービー・カウンティFCでプレーしています。
2003
ラファエル・ファン・デル・ファールト
基本データ
- 生年月日:1983年2月11日
- 身長:176cm
- 体重:74kg
- 所属:引退
- 国籍:オランダ
- 利き足:左足
アヤックスでキャリアをスタートさせ、2度のリーグ優勝に貢献しています。
ハンブルガーSVを経てレアル・マドリードやトッテナムで活躍した高精度キックを誇るレフティです。
オランダ代表にも通算109試合に出場するなど長きにわたり活躍しました。
初めてのゴールデンボーイ賞受賞者ということで唯一無二の存在です。
まとめ
こうみるとメッシ半端ね〜な笑
ヨーロッパで活躍する選手限定ですけど南米の選手が多いのもこの賞の特徴ですね。
この賞を獲得して以降バロンドールを獲得した選手はメッシのみと意外な結果にもなっていました。
近年の選手は期待度が高い選手が多いので、この賞の評価を高めるためにも存分に活躍して欲しいです。
ではサッカーを楽しんでください!!
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