福山雅治さんが熱きサラリーマンを演じているドラマ『集団左遷』

香川照之さんも起用されています。

 

これは半沢直樹以来の大ヒットドラマになる予感!!

 

ドラマ『集団左遷』の全話感想を熱く更新していきまーーーす

キャストについては別記事でまとめていますよ。

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熱い!熱いぞ。ドラマ『集団左遷』全話感想と視聴率

サクッとおさらいドラマ集団左遷のあらすじ

遂に支店長を任せられる主人公の片岡洋(福山雅治)。

昇進か!?と思いきや片岡が配属されたのは廃店候補の蒲田支店...

常務取締役の横山から計画どおり廃店させたいので、"頑張るな"と言われます。

 

廃店になれば蒲田支店の従業員は全員クビ!

ノルマを達成したら蒲田支店を潰さないで欲しいと男の土下座で直談判する片岡。

ノルマを達成することができたら蒲田支店を廃店にしないという約束と引き換えにノルマ達成できなければ片岡の身も保証しないという展開に。

さぁ蒲田支店全員の排水の陣の戦いが始まった!!

© Tokyo Broadcasting System Television

第1話感想と視聴率

視聴率:13.8%

大手メガバンク・三友銀行に勤めるごく普通のサラリーマン・片岡洋(福山雅治)はある日、蒲田支店の支店長の昇任人事を受ける。50歳を前に突然の出世に喜ぶ片岡だったが、実はその人事には裏があった…。

徹底した合理化を目指す常務取締役の横山輝生(三上博史)から「半年以内にノルマを達成しなければ蒲田支店は廃店」と告げられる。さらに「廃店が決まっているから頑張らなくていい。無事廃店になればあなたの身は本部が保証する」と言われるのだ。

頑張らない、ノルマは達成しない、廃店の決定を待つ…はたして本当にそれでいいのか!?
そしていよいよ支店長としての出勤初日、朝礼で着任の挨拶もそこそこに蒲田支店が融資していた会社の社長がいなくなったと連絡が入る。融資額が5000万円と聞き、片岡は部下の滝川晃司(神木隆之介)を連れて融資先の会社へと向かう。合流した担当者の平正樹(井之脇海)と共に社長の行方を追うのだが…

「ん?これって頑張っていいんだっけ…?」横山の言葉がよぎり、葛藤する片岡。と、そこへ、副支店長の真山徹(香川照之)から、二日後、蒲田支店に臨店(※各支店の融資状況が正しいかどうかチェックする検査)が入るとの連絡が…

頑張らなくて良いと言われた50歳間近の銀行支店長片岡洋。そして、リストラ寸前のダメ社員集団の蒲田支店。果たして蒲田は生き残れるのか!? 50歳の支店長片岡の戦いが始まる。

「頑張るなと言われたからって、頑張らないなんてできない!」

主人公が言い渡されるのは頑張らないこと

廃店候補の蒲田支店の支店長を任される片岡(福山雅治)。

常務取締役の横山から計画どおり廃店させたいので、"頑張るな"と言われます。

 

本部の嫌がらせで右に左に奔走した滝川でしたが、羽田店に融資を横取りされました。

部下の手柄を横取りされた片岡は怒り心頭。そりゃそうだ。

横山の元へいきぶん殴るかと思いきや男の土下座

いやぁー沁みました。

片岡:「三友銀行に入ってこれまで頑張って頑張って働いてきたつもりです。銀行員最後の日に今日と言う日を振り返った時に後悔だけはしたくないんです」

ノルマを達成することができたら蒲田支店を廃店にしないという約束と引き換えにノルマ達成できなければ片岡の身も保証しないという展開に。

片岡真っ直ぐすぎて眩しいわ。

 

さぁ片岡も背水の陣でのぞむノルマ。どうなる蒲田支店!?

 

第2話感想と視聴率

視聴率:8.9%

「半年で融資額プラス 100 億円を達成したら蒲田支店の廃店を撤回してほしい」と、無謀にも横山常務(三上博史)に直訴した片岡(福山雅治)。
そのことを部下たちに伝えるが、案の定、副支店長の真山(香川照之)たちからは猛反発される。それでも頑張るしかない、と頭を下げる片岡。
そんな折、横溝(迫田孝也)から「町田エネラル」から 5000 万円の融資の相談を受けたとの報告が。片岡はさっそく横溝と町田社長の元へ挨拶に向かうが…

そこには、蒲田支店に襲いかかる本部の思惑があった。一筋縄ではいかない相手に、片岡と蒲田支店は…
そして、片岡は思いもよらない選択をする。
銀行員のプライドとは何か?片岡が守るべきものとは…

蒲田支店盛り上がってきたぁぁぁ

「町田エネラル」への5000万円の融資をまたも横山の妨害で他店に取られそうになる蒲田支店。

片岡(福山雅治)が取った行動は...頑張る!!

 

「町田エネラル」社長が新事業のために土地を探していることを聞いた片岡は気合で土地を探します。

なんとか土地を探し出し「町田エネラル」社長に夢をかなえてくださいと伝える片岡。

そんな片岡に心を打たれた「町田エネラル」社長は蒲田支店で融資を受けることに!!

頑張ったかいあったなぁ。

「町田エネラル」の融資を横取りされそうになった横溝や70口の給振をとった平と徐々に絆が生まれていますね。

残りノルマは93億2333万4983円!!蒲田支店盛り上がってきたぁぁぁ

 

ラストシーンでは横山が登場。3話でも嫌がらせが炸裂しそうな予感...

 

真山(香川照之)は奥さんが重い病気みたいですね。だから毎日定時帰宅なんだね。

真山は横山のスパイなのか!?3話も期待できる

 

第3話感想と視聴率

視聴率:10.1%

突然、片岡(福山雅治)ら蒲田支店の面々の前に姿を現した横山常務(三上博史)。1ヶ月でプラス7億円という結果を出した彼らに横山は「大いに期待しています」と言って去っていく。そんな中、滝川(神木隆之介)は横山と初対面であるはずの真山(香川照之)の態度に疑問を抱く。
すっかり息巻く片岡だが、突然、支店統括部の宿利部長(酒向芳)から廃店が決まった小平支店の残務整理に人員を回してほしいと命じられる。この大切な時期にと困惑する中、滝川はやたらと本部の肩を持つ真山に、彼が本部のスパイではないかと疑いの目を向ける。
そんな中、大口の顧客で真山の担当である「田口るみビューティーサロン」の田口るみ社長が夫・孝一とともに30億円もの融資の相談に蒲田支店を訪れて来る。決まれば廃店回避へと大きく前進するとあって色めき立つ片岡だったが…。

真のスパイは...

2話のラストシーンで横山が来店しどうなることかと思いましたが、その時は特に嫌がらせはなし。

帰り際、横山は真山に「真山さんには余計なことは何もしないでもらいたい。悪いようには絶対にしませんので」と言います。

 

そして本部からは更なる嫌がらせとして大口先を本部で一括管理することに...これで30億のマイナス...

そんなわけで進めていた「田口るみビューティーサロン」の融資を急務で進めたい片岡。ですが担当の真山が全然協力的じゃない。真山はやっぱり横山のスパイで足を引っ張ているのか!?

調べていくと「田口るみビューティーサロン」はチケットを過剰に販売し利益を水増ししていたことが判明。真山ただの有能でした!

真山には思い病気の妻がいること。真山の奥さんは"退院したら真山が頑張れるように頑張る"と言っているそう。

この言葉で真山も頑張ることを決心しました。

片岡と真山が手を組めば強い!!

真山がスパイじゃないと分かった3話。

ラストシーンでは花沢が電話しているところを片岡が見つけます。

スパイはお前だったのかぁぁぁ

 

第4話感想と視聴率

視聴率:9.2%

蒲田支店廃店か、存続か、ノルマ達成期限まで残り4ヶ月──。
街中で商談会のチラシを配っていた片岡(福山雅治)は、三嶋(赤井英和)から自社ビルを建てる予定だと聞く。うまくいけば20億円の融資につながる。さらになんと花沢(高橋和也)が前の支店にいた時の得意先だった不動産コンサルタントの神崎昇が蒲田支店を訪れ、高級ビジネスホテル建設計画のために40億円融資して欲しいと持ちかけてくる。
この2つの融資が成立すれば、ノルマ達成に大きく前進する。またとないビッグチャンスに、片岡は本部からまた妙な邪魔をされないよう横山常務(三上博史)に直接釘を刺しに行く。しかし、横山は思わぬ言葉を片岡にかける…

スパイの末路

4話、文句なしにおもしろかった!!

スパイ花沢を主軸にしたドラマチックな展開でしたね。

高級ビジネスホテル建設計画のための40億円融資の話に浮かれる片岡ですが、ドンドン話が進むと雲行きが怪しくなってきます。

これは宿利の差し金でした。地面師と呼ばれる詐欺師たちで、実際、最近積水ハウスが63億円やられました。

宿利も悪い人じゃない感じだったんですけど、保身のため片岡の足を引っ張るのか...

 

40億円の融資がパーになったんですが...花沢がチラシ配りで出会った雑誌編集長の女性が書いた記事がヒット。

蒲田支店がなくなったら困るからと問い合わせが殺到します。

遂にノルマは残り57億円!!

いける。行けるぞーーー

 

ラストシーンでは花沢に出行(クビ)が言い渡されます。横山のスパイを全うしなかった代償は大きかった...

原作では最後までクズだった花沢がこんな魅力的なキャラクターになるなんて思いもしませんでした。

嬉しさと悲しさにあふれたイイ回でした。

 

第5話感想と視聴率

視聴率:9.0%

「集団左遷」「廃店候補」と書かれた週刊誌の記事が逆に追い風となり、蒲田支店はたくさんの客で賑わっていた。三嶋(赤井英和)から打診されていた20億円の融資が成立すれば、ノルマの残りはあとわずかとなる。
しかし、融資が決まりそうだった顧客たちが相次いで羽田支店に乗り換えるという事態が発生する。嫌な予感がした片岡(福山雅治)が三嶋の元を訪ねると、そこには支店統括部部長の宿利(酒向芳)と羽田支店の鷹谷支店長(桜井聖)がいた…

宿利vs片岡

宿利と片岡がバチバチやりあった5話。

宿利は自分の保身のため荒業、羽田支店の金利を1.4%に。蒲田支店は金利1.8%...当然融資の話は羽田支店に流れました。

やり方が汚いぞ!!こんなん蒲田支店勝てるわけないやん。

三嶋(赤井英和)もどちらの店舗から借りるか揺れます。

ですが、最終的に片岡から借りるよう取り計らってくれました。

 

三嶋さんカッコよすぎと思ったら...まさか...

三嶋が姿を消しました。三嶋食品はイギリスの輸入元の販売代理権がきれたことで経営困難になると予測し詐欺をしたってことか。

くぅぅぅマジか。融資がうまくいけばあと5億でノルマ達成だったのに。

三嶋はフィリピンに飛んだみたい。どうなる蒲田支店!?

一難去ってまた一難。今回もかなりおもしろかったです。三嶋が逃げることは全く予想不可能だったんではないでしょうか。

*ちなみに原作にも同じ展開がありました。

第6話感想と視聴率

視聴率:7.8%

国外へ逃亡しようとしていた三嶋(赤井英和)を寸前のところで捕まえ、20億の融資詐欺はなんとか免れることが出来た。胸をなでおろす片岡(福山雅治)たち。しかし、横山常務(三上博史)は「目標の100億円に一円でも届かなければ廃店は断行する」と厳しい態度を崩そうとはしない。
廃店を阻止すべく、一丸となって突き進んできた蒲田支店。ついに廃店か存続か、ジャッジが下る――!

支店vs本部の最終決戦、奇跡の下克上なるか!?

蒲田支店廃店

5話で裏切った三嶋はあっさり捕まり20億をとりかえすことに成功。原作ではこの事件の責任を取って主人公は辞職するんですが、ドラマではサラッと流していましたね。

 

あと一億でノルマ達成というところまできた蒲田支店。

最後は頭取じきじきの融資案件がありましたが、お客様の気持ちを汲み取り融資しない決断を蒲田支店全員でしました。あと一億...それでも届かなかったノルマ。

まさか、こんなに簡単に廃店になるとは...

ですが、蒲田支店の職員たちは全員三友銀行の別の部署に配属になり、リストラは免れる結果に!!

頑張った価値がありましたね。救いのある展開でよかった。

 

そして『集団左遷』は第2章に突入するようです。

友人の梅原が「ごめんね。片岡君」と言ったのが気になりました。

横山の本気の片岡潰しが始まるのか。

 

一応、横山は三友銀行の発展のためには廃店を進める必要があるという確固たる意志をもっていました。

これぶっちゃけ間違ってないんですよね。横山も絶対的な悪ではない。2章では片岡の嫌がらせに終始する展開は辞めて欲しいですね。

 

第7話感想と視聴率

視聴率:9.4%

蒲田支店の廃店により、本部の融資部へ異動した片岡(福山雅治)。落ち着く間もなく、全国展開する総合百貨店・マルハシホールディングスのダニエル・バックCEOが会社資金102億円を私的流用した疑いで東京地検特捜部に逮捕される、という衝撃的なニュースが飛び込んでくる。マルハシは4年前、アメリカの大手百貨店・ウィルマンズと合併したものの業績の低迷に喘いでいた。
金融庁の立ち入り検査を控えて大わらわの中、横山専務(三上博史)がマルハシ再建の緊急プランを提案する。それは、ダニエルの解任及びウィルマンズとの合併解消、そして丸橋雄一郎会長(本田博太郎)を 再び社長に就任させるというものだった。だがそんな折、日本橋支店の副支店長に就任した真山(香川照之)のもとに「ダニエルは丸橋会長にはめられた」という告発メールが届く。果たしてメールは事実なのか。片岡は上司である融資担当の隅田常務(別所哲也)に相談し、自ら調査に乗り出そうとするが・・・。

第2章突入

7話は意外とあっさり問題が解決しましたね。

総合百貨店・マルハシホールディングスのダニエル・バックCEOが会社資金102億円を私的流用した疑いで捕まります。

「ダニエルは丸橋会長にはめられた」という告発メールを真山が見つけて片岡に報告します。2章でもこの2人のコンビは健在でしたね。

いろいろ調べていくとマルハシは横山が日本橋支店長の時に取ってきた融資先だと判明します。

 

片岡の頑張りで私的流用したのは丸橋会長だという証拠を入手。横山はあっさり引き下がりました。

なんか拍子抜けだなと思っていると...

ラストシーンでは会長、副頭取、横山で話す様子が映し出されました。

横山はなにか日本橋支店に秘密を隠しているようです。何なんでしょう。

 

第8話感想

視聴率:11.9%

新たにリストアップされた廃店一覧表を眺めてため息をつく片岡(福山雅治)。元蒲田支店の面々たちの動向が気になる一方で、日本橋支店をめぐる横山(三上博史)の動きに不穏な空気を感じていた。
そんな折、片岡は隅田(別所哲也)から、近々上場を控えているレジーナホームズに不正融資の疑いがあることを知らされる。しかも、レジーナホームズを日本橋支店に紹介し、積極的な支援を促したのは横山だった。隅田から極秘で調査を命じられた片岡は真山(香川照之)と連絡を取り、動き始める。
そこには、驚くべき真実が…
そして物語は驚愕の結末を迎える。

横山の真の目的

「えぇぇ」となった8話。おもしろかった!

調べていくと横山が関わった不正が出てきました。

日本橋支店は役員に裏金を渡すATMとして不正に使われていたと判明。横山を含む役員7名の名前が書かれた不正の証拠をゲットし頭取・藤田に渡しますが...

 

なんと役員会で提出された証拠画像には横山の名前がない。藤田頭取が消したとしか考えられません。

藤田頭取と横山は対立していると思ってたんですが...どうなってるんだ。いったい...

三友銀行は再三の不祥事で株価が暴落。ダイバーサーチに買収される事態になりました。

横山は狙って不正を暴かれていたってことですかね。

藤田頭取もダイバーサーチに買収されることを望んでいるのか!?

 

第9話感想

視聴率:10.1%

懸命の調査でなんとか横山専務(三上博史)の裏金づくりを暴き出した片岡(福山雅治)。しかし藤田頭取(市村正親)の裏切りで、証拠となるリストから横山の名前は消されてしまっていた。
ダイバーサーチとの提携のカギを握る横山との取引に応じた藤田頭取の真の狙いは?
頭取に裏切られ憤る片岡。不正の新たな証拠を掴むべく、再び動き出す。そこへ、巨大外資との提携による大規模な合理化とリストラの大波が押し寄せる中、滝川(神木隆之介)ら、元蒲田支店メンバーが立ち上がる。
不正に築き上げられる会社の未来に、真正面から勝負を挑んでいく片岡たち。そして、起死回生のチャンスが意外な人物からもたらされる…

うめちゃぁぁぁん

最終回前の9話。盛り上がってまいりました!

 

横山は顧問料を月400万円ももらっていることが発覚します。

片岡の同期であり、今は横山川についている梅原から証拠となりそうな手帳をうけとりました。

梅ちゃんが自分の身の上と三友銀行を天秤にかけて出した結論。くぅーしびれましたよ。梅ちゃんナイス!

この手帳にはイニシャルが書かれており元金融担当大臣・島津和幸に裏金を渡していた証拠。

 

この事実を明らかにし横山が副頭取に昇格するのを防ごうとしたんですが...

横山の不正の証拠をもってしても横山の副頭取昇格は阻止できず。

 

梅原に手帳を渡したのが鮫島だったので、この手帳は片岡をハメるための罠で横山の不正の証拠とはなりえなかったのか?

次週最終回。奇跡の下克上はあるのか?

 

【最終回】第10話感想

とうとう副頭取の座にまで上り詰めた横山(三上博史)。島津議員(石丸謙二郎)への献金の記録が書かれた手帳を渡せばすべてを水に流すという横山だが、片岡(福山雅治)は突っぱねる。
梅原(尾美としのり)は最後の手段としてマスコミに告発することを片岡に提案。会社の不正を自分たちの世代で断ち切るべく、決意を固めた片岡は、真山(香川照之)とともに手帳の裏取りを進めていく。しかし、それを知った横山の非情な仕打ちが襲いかかる。

果たして自分たちがやろうとしていることは正しいのか、三友の為になるのか、部下の為になるのか、お客様の為になるのか、葛藤する片岡の最後の戦いが始まる。

片岡がたどり着く下克上の形とは…

平成から令和を駆け抜けた諦めない男の物語がついに完結!

改革を推し進めた横山に思うこと

遂に完結しました。

梅原に手帳を渡したのが鮫島だったので罠かと思いましたが、シンプルに鮫島が爪が甘かっただけかいっ。

 

真山を出行から戻せるというアメを釣るし片岡を黙らせようとしますが、片岡は悩みながらも不正と決別することを選択しましたね。

片岡の演説を聞き頭取の藤田ももみ消した横山の不正を白日の下へ晒すことを決意しました。

藤田:「わたしは間違った判断を下したようだ。すべての責任はわたしにある」

序盤からかなり味方感の強いキャラだった藤田頭取ですが残念なキャラでしたね。三友銀行の隠蔽体質の体現したような人物でした。藤田頭取の退場こそが三友銀行の明るい未来を暗示しているのかもしれません。

 

そして不正をあばかれた横山は去り際に

横山:「ではみなさん。頑張ってください」

と捨て台詞を吐きます。

この時の表情がなんともいえませんでしたね。横山の不正は「三友銀行の未来のためだ」という言葉に嘘偽りはなかったはず。横山もまた三友銀行をより良くしようとした一人の銀行員だったわけです。

 

「頑張ってください」には皮肉が込められていたとも考えられます。自分が思い描いたヴィジョンを実行できなければ三友銀行は衰退の一途をたどる思っていたかもしれません。

ですがあの表情、本当に「頑張ってください」と思っていたんじゃないかなとも思いました。

自分が命をかけて働いた三友銀行を託したという思いもちょっとはあったんじゃないかな。

 

心配になるくらい第2章は偉かった人物たちが辞めていきました。膿を出し切ったってことなのかな。

不正が世間に晒され、三友銀行の株価が暴落しても片岡の頑張りがあればなんとかなるんじゃないかという希望を持てるラストでした!

 

ドラマ『集団左遷』全話感想まとめ

原作の『集団左遷』『銀行支店長』を読んだときはどうなることかと思いましたが...

 

熱くおもしろいドラマに仕上がっている『集団左遷』。

宿敵横山の嫌がらせを頑張りのみでねじ伏せる主人公。熱すぎる!!

 

最初は片岡に協力的ではない蒲田支店の人たちも徐々に仲間になっていく感じが見ていて気持ちいいですね。

まさかのノルマ不達...

蒲田支店は廃店になりましたが従業員の三友銀行の居場所だけは守りました。

2章の舞台は本部!!

生き残りを賭けた熱い戦いがまた始まります!!

 

ドラマ『集団左遷』はおもしろかったか?

かなり期待してみていたドラマ『集団左遷』。

半沢直樹を越える名作が出来上がるんでは?とワクワクしていましたが...

うーん。もう一声。

 

片岡の不正は絶対許さないマンなのはカッコいい部分ではあるんですが、銀行員である程度地位を築いた人間ってなると違和感がありましたね。

そういう理想に生きる人が淘汰されて汚い奴らが生き残るのが銀行なんじゃないの?(偏見過ぎ)

銀行を舞台にしなくてもよかったんでは?

 

横山も徹底して悪な感じがしませんでしたよね。

横山は横山で三友銀行を導こうとしたサラリーマンでした。不正していたなら、私腹を肥やしていて欲しかったです。

見ている側が「横山を倒せぇぇぇ」ってなれなかった。

正義と正義がぶつかり合う複雑な展開になるならまだしも、一応善と悪だしなぁ。

 

全体的な雰囲気はおもしろいのですが盛り上がり切らなかったのはそこら辺の構成の甘さかなぁと。

ところどころおもしろいポイントはあったんですが、期待値は越えられずという評価です。

 

Paravi(パラビ)にて配信しています。

他の作品も数多く配信しているのでこの機会にチェックしてみて下さい。

【公式】配信作品はこちら

*配信情報は執筆時時点のものです。最新の配信情報は公式ホームページでご確認ください。

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